3年前から考えていた講演内容をやっと披露する日がやってきました。名古屋女子大学の卒業生で構成されている春光会の愛知県名古屋支部総会が開催され、やっと皆様の前でお話しすることができたのです。新型コロナウイルス感染拡大により、2年続けて総会が中止となり、原稿を温めたままこの日まで来てしまいました。久しぶりに皆様とお会いすることができ、喜びもひとしおでした。
最初に総会から始まり、事業・予算報告等が議長より報告され、名古屋支部の今後についてが最後の議題でした。役員の方々も高齢化が進み、バトンタッチしようとしてもなり手がなく、活動も行き詰っているとのこと。会員アンケートから寄せられた意見により、残念ながら「しばらく休会」が決定されました。その後はカスタネットを使っての音楽療法を行い、笑い声があふれました。
休憩後、私の講演会となり「女性の生き方(女は笑顔と度胸)」と題し、愛知県議会初の女性議長までの道のりを振り返りながら、お話しさせていただきました。女に生まれて父親が残念がったこと、家が土木業のため出稼ぎのおじさんに囲まれて思春期を過ごしたこと、大学を卒業してから幼稚園園長として頑張っている途中で、父親の跡を継いで議員になったこと、と生い立ちから始めました。
同期で重要な役が回ってきたのが男性議員が全員すんでから最後だったこと、団長を受けた時に先輩議員に役を降りてもらうのに苦労したこと、議長になってからコロナ拡大となったが、女性の働き方としてバランスよくできたこと、女性議員の為に出産に関する議会会則を明文化できたこと、これからも女性の皆さんの為に自分の持っている能力を生かし、応援していくことを話しました。